押し戸と引き戸

 世の中には沢山の種類の扉がある。開き戸、折戸、回転扉、グライドスライドドアなどだ。

 

 会社勤めの僕は、会社の入口、休憩所の入り口など通る度に扉を利用している。

その全てが押したり引いたりするタイプで出来ている。

工場の扉には頑丈な扉でないといけないから押戸と引き戸が使われることが多いのだろう。

今日はその僕がよく使う「押し戸と引き戸」について書いてみる。

 

 考えてみればこれまでの人生で「押し戸と引き戸」をあまり使うことがなかった。

学校の玄関、教室、体育倉庫、全てが横にスライドするタイプの扉だ。

単純に古い建物だからなのか。

 

 僕の会社は最近出来たばかりだからか「押し戸と引き戸」が使われている。

その扉は頑丈でガラスが入っていなく、向こう側が全く見えない。

そのため、自分が扉を開けて休憩所に入ろうとするとき、反対側から休憩所を出ようとする人と同じタイミングになる時がよくある。

その瞬間、どちらが優先して通るかを考えなければいけない。

自分が先に開けているのなら素早く通ろうとか、目上の人が通ろうとしているから譲ろうとかだ。

 

 僕は入社1年目なので、誰に対しても譲ろうという気持ちは常に持っている。

ただ、絶対に僕の方が先に扉を開けたのに勢いよく歩いてきて通ろうとしてきたり、反対に僕より大分先輩なのに譲ってくれたりと、その瞬間によってどちらが先に通るかは様々だ。

 

 その場所を通るだけなのに、なぜか緊張しながら通っている。

休憩をするために扉を開けているのに、全然休憩ができない。

 

 やっぱり「押し戸と引き戸」の場合、扉が重たいため押す側の人は体を前に進めながら開ける。

反対に引く側の人は引く方に体の体重を傾けて開ける。

押す側の人はもう扉を開けながら、進んでいる。

進んでしまっているのに、先輩だからってまた少し戻って譲るのは違うと思う。

同時に扉を開けた時は、押す側の人が優先ってルールがあればいいのにな。

まああと数年は譲り続けますけど。

 

音楽:夢の外へ/星野源